2013年1月31日木曜日

国産ネーブル文旦葉取らずりんご

国産柑橘がおいしい季節です♪
今日は和歌山県産のネーブルと、高知県産の文旦、
青森県産の葉取らずりんごをいただきました。
 
こちらはネーブルオレンジです。
 日本ではオレンジ類よりミカンの生産量が多く、ほとんど輸入物ですよね。
この時期は国産のオレンジが食べられる貴重な時期です!
 このお尻のネーブル(英語でおへその意味)が名前の由来ですね。
へそ柑橘というところでしょうか。
ちなみにもう一つオレンジの代表品種バレンシアは
日本では栽培に向かず、国産のものはまず見かけることはないですね。
 たっぷりの甘みと爽やかな良い香り♪
オレンジの香りはアロマ効果抜群で
塞いだ心を明るく元気にしてくれます(●^o^●)
 
こちらは高知県産の文旦です。
 文旦は皮が硬いので包丁が必要です。
 そして中のじょうのうを剥くのも一苦労(;´Д`)
究極のグレープフルーツのむき方を参考に頑張りましたw
苦労してむいたかいのあるなんとも言えない香りと
さっぱりした癖になる甘み、プリプリした食感・・・
誰か毎日むいてください\(^o^)/
 
そしてこちらは青森県産の葉取らずりんご(フジ)です。
 野菜ソムリエの授業のなかで
リンゴは色付きを良くするために、玉まわしといって実を回転させてまんべんなく日光に当てたり
 果実のまわりの葉っぱを取って日当たりをよくするそうなのですが
葉っぱを取ることで甘みも落ちるという話があったのです。
最近は手間もかかり味も落ちるということで、葉を取らない農家も増えたということですが
ずーっと葉取らずりんごを食べてみたいなあと気になっておりました!
 見た目はたしかにいまいちです・・・
 買う時は気づきませんでしたが「つる割れ」といって亀裂が入っていました!
でも「割れている!傷んでいるのでは!?(゜o゜;」と心配することなかれ
実はつる割れしているものは完熟しているものが多く、
確かに付け根は若干黒くなっていますが
通常のリンゴでも取り除く部分ですよね。
葉取らず&つる割れで蜜もたっぷりの甘さMAXめちゃくちゃ美味しいりんごでした(^◇^)

2013年1月30日水曜日

デコポンと天草

私の一番大好きなオレンジの一つがデコポンです!
デコポンは不知火という品種の、糖度13度以上のものを商標登録したもので
1972年に長崎で清見タンゴール✕ポンカンで誕生。
つまりデコポンと名のつくものなら甘さは保証されているんですね♪
 この歪な形からは想像できない剥きやすさと美味しさを持つデコポン・・・(ノ∀`)
 皮を剥くと柑橘のの香りがふわ~っと広がります!
じょうのうはとっても薄くて種もほとんどなく
 適度な歯ごたえのある果肉がとっても美味しい
素晴らしい柑橘だと思っております!
デコポンの美味しい季節うれしいなぁ~(●^o^●)
ちなみに貯蔵で甘くなるので
夏前に残ったシワシワのデコポンも見た目は悪いですが美味しいですよ。
 
 
こちらは天草というオレンジで、デコポンと同じ清見と興津早生×ページの
掛け合わせで1995年に品種登録された品種です。
 皮はちょっと手で剥けなそうだったので切ってみました。
皮が薄くジューシーな美味しそうな果肉がびっしり詰まっております゚+.(◕ฺ ω◕ฺ )
味はまさにオレンジ!という感じで
甘みたっぷり!酸味はほとんどありません。

ピンクレディー

ピンクレディーという見慣れないリンゴを見つけたので買ってみました。
オーストラリア生まれで、オーストラリアの許可がないと栽培できない品種だそうです(゜o゜;
日本では2006年から長野県で栽培が始まったそうで
まだまだ数は少ないみたいですね。
日本ピンクレディー協会というものまでありました!
お味は甘みの中に酸味があって、甘酸っぱく美味しい♪
小ぶりで見た目も味も紅玉みたいなかんじですね。
オーストラリアにライセンス料まで払って作るなら
紅玉でいいのでは・・・と思ってしまいましたが(・・;)
甘酸っぱいりんごが食べたくなったらオススメです。

2013年1月26日土曜日

自然の恵みを感じる京都の草喰なかひがし

年に1,2回、食事のためだけに日帰りで京都に行きます。
銀閣寺道にある草喰なかひがしさんが目的地です!
 
こちらはカウンターのみの小さなお店で、予約が取れないことで有名なのですが
毎回季節の京都でとれる野菜(ご主人が山で取ってくるものもあるそう)
お魚などを、季節感たっぷりの料理にしていただけるんです(^^)
 
今回も珍しいお野菜がたくさん使われていたので覚書に・・・
 1月なのでお正月仕様です
 手前左から時計回りに
鹿とネギ、海苔で蛇の蛇腹を再現
黒豆
子持ち鮎の南蛮 筍の素揚げ
紅白なます
クロカワタケ?
ヒイラギ
紫蘇の実を巻いた赤かぶ
ごぼうと里芋
紅白のなますもこうすると素敵です! 
 筍の素揚げごぼうチップスみたいで美味しい!
 ふきのとう、つくし、百合根の白和え
にが~くって美味しい!
 せりとすずなの白味噌汁
七草でおなじみすずなは小カブのことですね
この白味噌は奥さまのご実家のしま村の味噌なのですが
根菜で出汁をとってこの白味噌を使うと
コーンポタージュのような甘みとコクのあるお味噌汁になります♪
ブリのお作り
タンポポ、わさび菜、オランダガラシ
辛味大根とノビル、カンゾウ、ラディッシュ
ポン酢のムースとドライ醤油が添えてあります
 鯉の焼き物
レンコンに氷餅がまぶされたものと
鯉の鱗をカリカリに揚げたものに山椒がたっぷり
 炊合せ
イノシシ肉!筋は固いけど臭みもなく美味しかった
しゃくし菜(雪白体菜)白菜が普及する前はよく食べたれていたそう
金時人参(甘い!)、聖護院大根
 水菜とお揚げの炊いたん
シャキシャキしてない水菜も美味しい
 ブロッコリー、カリフラワーに赤かぶのおろし
 里芋、人参、レンコンの卯の花
里芋がトロリとして美味しい
お漬物
白菜、すぐき、赤かぶ、水菜、昆布
 ダイダイのゼリーに酒粕アイス、干し柿、イチゴ
下に敷いたユズリナの葉っぱとかけて代々譲る、という縁起の良いデザートに
 
どれもパワフルで、まさに草喰!野菜のパワーをいただきました!
 
 
 
 

2013年1月25日金曜日

イチゴの目利き

今日はイチゴの目利きをご紹介します(^^)
イチゴはとっても傷みやすいデリケートな果物なので
青い部分が残ったまま収穫され、
お店に並ぶ頃に赤くなるようになっているものが多いのです(´ε`;)
産地でとれたての真っ赤な完熟イチゴが食べられればベストですが
スーパーで買う時のポイントです。
 まずは全体が赤く色づいているもの。
白いところが残っていると甘みが少ないです。
裏に赤くないイチゴが入ってることも多いので裏もチェック!
ヘタが反り返っているもの
果肉がしっかりしていてツヤがあるもの
 
ヘタが鮮やかな緑で新鮮そうなもの
(これは若干古いですね)
 種まで色づいているもの
ちなみに厳密に言うとこの種が本当はイチゴは実にあたり
この種のような実の中にまた種が入っているのです!
私達が食べている美味しい赤い部分は花托といって
雌しべや雄しべが付いている部分が大きくなったもの
イチジクも花托が大きくなったところを食べています(^^)


2013年1月19日土曜日

リンゴの目利き

リンゴの旬もそろそろ終わり
私の近所には蜜入りのフジが少なくなってきました・・・
蜜入り=完熟=日持ちしないので
これから出まわる貯蔵物は蜜が少ないのです(ノД`)
 
それでもまだまだたくさん出回っているフジ。
少しでも美味しいものを選びたいですよね(^^)v
今回は美味しい蜜入りリンゴの目利きをご紹介します。
絶対とは言えません(・・;)
まず手にとって見た目よりずっしり重みのあるもの。
フワフワしていないもの。(ボケている可能性大)
ヘタが太くしっかりとしているもの。
お尻までしっかり色づいて、きゅっと締まっているもの。
表面がペタペタツヤツヤしてロウ物質がでているもの。
(日本のリンゴはワックス処理はされていません)
するとこの通り♪
旬の11~12月に比べると蜜入り具合は少なめですが
完熟に近い美味しいものが選べますよ(^ー^)
 
私はフジのようにシャキッとしたリンゴが好きですが
柔らかいフワフワしたリンゴが好きな方も多いみたいです。
シャキシャキリンゴも日が経つとボケてフワフワしてきますが
ジョナゴールドやシナノゴールド、王林は比較的フワフワした食感です。
ちなみに蜜が入るのはシャキシャキ系の品種です。
果実が完熟するとソルビトールという糖があふれて透明になり
それが蜜のように見えるのです。
いったん収穫すると蜜はできませんし
リンゴは追熟しませんから
新鮮なリンゴを手に入れて
美味しいうちにいただきましょうね(●^o^●)

2013年1月18日金曜日

ステビア農法イチゴ

ステビア農法なるイチゴを見つけたので購入してみました。
千葉県産のとちおとめです。
赤くて大きくてツヤツヤで美味しそう♪
ステビア農法って初めて聞きましたが
ハーブの一種であるステビアの抽出物を利用して
低農薬で甘くて日持ちのする作物ができるというのです!
たしかにツヤッツヤです・・・
お味は感動する甘さではありませんが、普通に甘くて美味しいイチゴです。
でもこれで日持ちが良くて低農薬で
お値段も¥398だったのですごくいいんじゃないかと(*^_^*)
いろんな研究がされているんですねぇ~
 
新種の農薬や遺伝子組み換えよりも
こういう自然のものを利用した方法に力を入れていただきたいですね。

柑橘食べ比べ~せとか・甘平・はれひめ~

柑橘類が美味しい季節です♪
私はミカンを年末から4箱ほどたいらげてしまい
完全な柑皮症になっております(笑)
ミカン一日4個で骨粗しょう症リスクが90%も下がるというニュースもあり
調子にのって一日10個ほど食べておりました・・・
主人に控えろと言われてしまいましたが
ミカン以外にも美味しい柑橘類が出まわってくる季節
とてもつらいことであります・・・(´;ω;`)

と言いつつ気になる柑橘を食べ比べてみました。

今回はすべて愛媛県産。
まずはせとかです。
「清見」✕「アンコール」✕「マーコット」で誕生し、2001年に品種登録された品種です。
オレンジの甘さとミカンの食べやすさを持ち合わせた柑橘です!
外皮は固めですが薄く剥きやすく
じょうのうもとても薄いので写真のように割ると裂けてしまうほど。
レモンやライムのようなとっても爽やかな良い香りがします!
果肉はフルフルとして柔らかく、甘みたっぷりで、ほのかな酸味。
種もなくと~っても美味しい柑橘でした(●^o^●)
紅まどんなに近いですね!
 
 
こちらは甘平という品種。
 「不知火(デコポン)」✕「西の香」を交配して生まれ
2007年に品種登録されたばかりの新しい品種です!
生産量が少なく、皮が薄いため栽培が難しいらしく
2つで750円となかなかのお値段です・・・ 
じょうのうは大変薄く、せとかよりも破れやすいです。
果肉はプリプリとして甘夏のよう!
剥きやすく甘みのある甘夏という感じでしょうか。
ただ普段食べるには高いですね~(´ε`;)
 
こちらははれひめです。
 清見タンゴール✕オセオラ(オレンジ)✕宮川早生・・・
あれ?前も食べたことあると思ったら箱買いしてました(笑)
皮は厚めですが剥きやすく、ミカンとオレンジの間の子という感じ
でもお味は前回箱買いしたもののほうが数倍美味しかった・・・
やっぱり大玉になると大味傾向になるのでしょうか。
 
今回最も気に入ったのはせとかです♪
柔らかくジューシーで香りも最高でした!