昨日、野菜ソムリエかながわコミュニティのMLで知った
野菜と文化のフォーラム主催の講演に行って来ました!
「50℃洗い」で広がる野菜の可能性
~農業生産・流通・レストラン・家庭…あらゆるジャンルで~
講師:平山 一政氏
タカコ ナカムラ氏(料理研究家)
波部和実氏(兵庫県篠山市 農家)
最近TVなどで耳にする機会が多いですが
私は「葉物がちょっとシャキッとするやつね」ぐらいの認識でした。
たまたま休みが合ったので行って来ましたが
もうすっかり50℃洗いにはまってしまいました!!
とにかくあらゆる生き物にとって50℃という温度が
その生き物を活性化し、元気にする不思議な温度なのです!
野菜果物、お肉お魚などの食べ物は、50℃で洗うことで
汚れ、アク、苦味、酸味が除かれ、
栄養や甘み、旨みは残り、水分を含んで新鮮さが蘇ります。
更に、雑菌は除かれ、ヒートショックプロテインが働くことで
驚くほど持ちが良くなると言うことです。
1週間、10日たったレタスも劣化なし!
さらに完熟したトマトも収穫後すぐに50℃で洗うことで
クール便でなくても痛まずに配送できたということです!
(今流通しているトマトは青いまま収穫し、流通の過程で赤くしているため
完熟の美味しさは産地でないと味わえない)
さらにさらに、収穫前の畑で植物に60℃のお湯をかけると
カビ菌や害虫はいなくなり、良い微生物だけが残るため
農薬の使用量がかなり減らせるということ、
狭い耕作地で密集させても元気に育ち、
一株から取れる収穫量も増えるということ、
収穫してすぐに50℃で洗えば鮮度が保持されるため
繁忙期に人を雇う必要がなくなったなどなど
もういいことづくめで、欠点が見当たらないんです!!
(お湯の温度がある程度正確でないといけない点だけでしょうか)
これは野菜果物に関わる全てに革命が起きることでしょう!!
と、一人で大興奮しておりました~!!
50度洗い、もとい50度ってすごい!!
さっそくプランター野菜たちに53度のお湯をあたえました。
小カブについてたバッタ
普段水をかけてもビクともしないのに
お湯をかけた途端飛び逃げました!
お湯をかけたらシナシナになりそうですが
全くそんなことはなくピンピンしています。
これから楽しみです(*^_^*)
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